らんぷの仕業

s’il vous plait  よろしくお願いします。

もぞもぞと騒がしくなってきたね。

3年間もみんな大人しくしてたから。。。

今日、友人と梅田でカラオケを楽しんだ。彼女はアレルギーがあってコロナの予防接種を1度も受けていない。だから極度に人混みを恐れている。通勤通学客が電車に溢れる前に帰りたいと言う事で午後4時前に解散。それでも3時間、久しぶり(何年ぶりだ)にカラオケで声を上げて歌った。

3年もご無沙汰するとオババは色んなことを忘れてる。入店も支払いも(どちらもスマホで)ドリンクの取り方も忘れて、その度に店員さんに訊く。本当に店員もご苦労だろうなあ。こんな手のかかる年寄り客は。

部屋に入って久しぶりのご挨拶とお互いの孫自慢(笑)。「赤ちゃんて2歳くらいまではどんなブチャイクな子でも可愛いけど、うちの孫はホンマに可愛いねん。天使やねん」とバカ丸出しのババア二人。

カラオケの画面を見ると背景に登場する動画が皆新しい。知ってる動画が無い。出演してる役者たちもみんな今風の美男美女ばかり。「目の保養やわ。ありがたやありがたや」って、私ら仏様を拝んでる善男善女みたいやん。

まあ私たちが歌うのはだいたい70年代の歌。彼女、松山千春のファンクラブに入ったって。「らんぷさんも入る?」なんて言うから「私荒木一郎のファンクラブ(本当にあるのよ)に入ってるから」と断りまして。「あ、ごめん。強烈な推しがいたね」と謝る彼女。

「推し」って言葉を普通に使える彼女、私より6歳年下だけど、こんな言葉を知ってるのね。「推し」この言葉、良いよね。「私、この人のファンやねん」と言う時のこの人を表す言葉って今まで無かったような気がする。アイドル?憧れ?太陽? どれもちょっと違う。「推し」便利な言葉が出来た。

さてカラオケ。歌うよ私たち。AIが採点してくれて感想を述べてくれる。(画面にね)

「その歌い方では息苦しくありませんか?」と言われた。放っといてよ。

去年から好きな歌の仲間入りをした南沙織の「色づく街」を歌う。点数ガタガタ。

「オババがどんだけブリっ子かましてもAIはお見通しやわ」とか何とかガシャガシャ言いながら笑いながら脈絡なく選曲する。

で、私がこの日、一番点数の高かった歌は初めて挑戦した海援隊の「思えば遠くへ来たもんだ」 なんでこんな歌が? まともに歌えるとも思わなかったのに(歌いたかったのよ)歌えたし。きっと感情がこもってたのかな…年齢的に…

 


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後で調べたら彼女とは21年の11月にカラオケに来てたわ。他のカラオケ友達とは3年以上ご無沙汰してるけど。 もう記憶なんか無茶苦茶になってます。。。

 

ヘッダーの写真ですが、Twitterからお借りした(と言うか拾った)写真です。右の若い男性、誰か分かりますか? はい、松山千春だそうです。

左の女性はお姉さん、真ん中の少年は弟さん。上記の彼女が、千春がコンサートでご家族の話をされていたと教えてくれました。