らんぷの仕業

s’il vous plait  よろしくお願いします。

恐竜100万年

洞窟の絵師

 

恐竜100万年」と言えば

こんな金髪美女(ラクエル・ウェルチ)も登場しますが、

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何故かデカい亀(ガメラではない)も出てくる、

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ステゴザウルスも、(あら、下線がない。キーワードに出てない)

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プテラノドンも出てくる。地球の歴史もムチャクチャな無茶ぶり。

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そしてここだけしか出番はないけど、このオッサンは

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こんな見事な絵を描き上げる画家。絵師。

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学校で習ったよね。アルタミラとかラスコーの洞窟壁画。

太古の昔、まだ人類が文明を持たない頃、洞窟の壁に絵を描いていたのを。教科書などに載っている想像画を見ると、大勢の人間が松明を掲げたり塗料のようなものを塗りたくってたり。私、それを見て太古の人間は皆、絵を描いてたんだと思っていました。それがCOMと言う漫画雑誌で真崎守が「コミッキスト列伝」(つまり漫画家)なる漫画を連載していて、その中に、洞窟で独り、絵を描く若者の話があって、私それを読んで「あ、太古の時代でも人間って役割が違うんだ。狩猟が得意な人間もいれば、絵を描くのが上手な人間もいて、そんな人が洞窟の壁に絵を描いていたんだろうなあ」と気が付いたのです。

人類がまだ他の動物と区別もつかないような時代が(気が遠くなるくらい)長く続いていくうちに、なんか棒きれで地面がすれて線が現れて「あ、これ面白いなあ」で一本の線をずっと引きづってて、それが何かの拍子で角度を変えたら線の端と端がつながって何やら形が出来た。ああ、面白い、線を色々つけ足して「何かに似てる、あ、これ野牛だ」そんな風にして絵が生まれたんだわ、きっと。

そしてその面白さを人一倍感じる人間が絵を描き続けて、周りから「もっと獲物が穫れるように祈りでも、どうせなら絵ばかい描いてるあいつに獲物の絵を描いてもらって祈ろう」とか言われて、そうやって絵や他の芸術家が誕生したんでしょうね。

恐竜100万年」は原題が「One Million Years B.C.」なので紀元前100万年」つまり、100万2千年前ですね。(笑)

その時代には恐竜は滅んでますから、実にいい加減と言えばいい加減な映画ですが、俳優たちが半裸状態で意味不明な言語(?)をあやつり(だから字幕なし)真面目に映画に取り組んでいる姿は立派で、愛すべき映画になっています。

 

 

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ラクエル・ウェルチ 綺麗です。(女ガンマン 皆殺しのメロディ)