「考えるな、感じろ」ね。
昨年の12月14日に亡くなったアンナ・カリーナ
京都の出町座で1週間限定(1月10~16日)でその追悼上映を開催中です。
初日に観てきました。名前だけは知っている映画。ゴダールの作品は「ウイークエンド」しか観たことがなかったので。
受付で係りの方が上映中作品のリストを広げて「どの作品をご覧になりますか?」と訊いたので「これを」と指さす私。「ああ、気狂いピエロですね」 私、映画のタイトルを一度も口にすることはありませんでした。何十年ぶりかでこの言葉を口にするかと自分で覚悟(?)してた部分があったのですが。
ストーリーは↓チラシにも載ってるので割愛(すみません)
主人公を演じているのはジャンポール・ベルモンド
フェルディナンと言う名前だが、ヒロイン、マリアンヌ(アンナ・カリーナ)からピエロと呼ばれている。上のチラシで顔をペンキで青く塗りたくって手に持っているのはダイナマイト。これを顔に巻いて火をつけるなんて狂気、まさに気狂い。
二人で恋の逃避行、ついでに金を得るための悪行、奇行…そんなストーリー、映像が、つまり映像がこの映画のすべて。ゴダール的な。
50年も前の作品だから、あれから映像なんてどんどん進化、変化してきて、もう誰も驚かないと思うけれど。それでもアンナ・カリーナは可愛い。BBとはまた違うの。(BBにはロジェ・バデムがいたし)
「燃えよドラゴン」の冒頭近くでブルース・リーが弟弟子に言う有名なセリフ「考えるな、感じろ」そんな映画
我が家から出町柳まで片道2時間かかるのです。
往復で4時間。映画で2時間、あれこれでたっぷり7時間はかかる。せっかく京都に来ても他を回る気力、体力、金力なし。
観たい映画(アニメ)が週替わりで続いてます。どうしよう…
ゴダールってまだご存命なのですね。そして映画も作ってる。
意外でした。。。