失敗だった。。。
大阪市立美術館、と言うより天王寺の美術館と言った方が早い、その美術館の美術研究所が主催する「春の親子写生会」と言う催しに参加した。大人二人でね。親子すなわち、子供は圧倒的に未成年が多い訳だけど、私には乳児の母になった娘はいるが、未成年の子供はいない。大人だけの参加も良いと言う事なので、絵が描きたくてウズウズしていた私は早速申し込んだ。しかし一人では心もとない。
誰かを誘おう。とっさに以前一緒に仕事したことのあるTさんが浮かんだ。しかし瞬間で却下した。「アカン。Tさんは絵が描ける…」絵の描ける人は私が困る。なるべく絵に興味無さそうな人が良い。そこでマンホールカード友達のKさんに声をかけた。Kさんは二つ返事でOKをくれた。5月5日の子供の日。晴れ。暑すぎるくらいの天気。
美術館の前にある「てんしば」は凄い人混みだった。この中で絵は描けない…美術館の建物の周りと慶択園の中くらいしか描けそうにない。私はハルカスを描いてみたかったので、慶沢園の中でベンチに座ってハルカスを見上げながら描き始めた。同行のKさん、さっさとスケッチを始め、さっさと色を塗り始めた。「二つ返事でOKって事は、ひょっとして自信あり?」はたしてKさん、あっという間に1枚を仕上げて2枚目に取り掛かった。迷うの無い絵だ。あれあれ、私はスケッチも終わってないよ。どうする?描くしかないわ。色を塗り始めても思うようには腕が動かない。こんなはずじゃないのに…焦りまくり…結局未完成に終わった。11時頃から描き始めて、(お昼1時間取って)14時半には終えるようにと言われて…2時間半では私はコピー用紙B4サイズの絵を仕上げられないと言う事か…なんでこんなに遅いんだ?
私にハルカスを描くのは10年早いって事か、いや10年後には私はもう生きてないかもしれないのに。今描かなきゃ。描けるのか?
写真を撮ることに慣れてしまったのがアカンのか。。。
こんな鳥を見かけた。威風堂々で、数人がカメラを向けても逃げない。
慶沢園に入るのに150円。画材道具は自分持ち、お昼も各自で。これで参加費が2000円。面白かったし、また絵を描きたくなったし、で楽しかったけど、最後のアンケートには「参加費が高い」と書いておいた。
近鉄百貨店のモロゾフでお茶して帰った。コーヒーよりお水の方が美味しかった。(暑かったからね)