らんぷの仕業

s’il vous plait  よろしくお願いします。

♪はるばる来たぜ函館~ 3日間函館だけだけど。

この時節に旅行かよ、と思いつつ

 

この時節に旅行。。。何かを生き急いでるとしか思えない夫の行動。毎月どこかに出かけてるやん…ちょっとは大人しくしてたら、と思うのに。「俺は行くぞ。ついて来い」「しゃーない、ついてったるわ」と二人旅。今回ばかりは中止になることを願ってしまった。

だって、こんな時期に大阪から北海道へ旅行なんて非国民呼ばわりされそう。しかし夫が言う「大阪から札幌へ行くんとちゃう。堺から函館や」なんか屁理屈に聞こえるんだけど。

でもツアーは中止にはならず決行。函館から乗り込んだ50人乗りのバスに8人だけのツアー客で出発。

添乗員さんは弁舌爽やかで元気な女性だったけど、彼女の口から旅行業界の厳しい現状を聞かされた。

「旅行業界、ただいま朝令暮改です。朝決まったことが夕方にはひっくり返る。私たちは右往左往です。お客様に何度もお詫びしました。明日が見えません。辞めていく仲間もいます。でも私はこの仕事を続けたいので辞めません」 頑張ってほしいです。添乗員さんにも、旅行業界にも。

 

私の事だから旅行の記事を全部書くにしてもいつ完成するか分からないので、とりあえず写真だけでダイジェスト。

ブログの新着一覧に載せるならこの写真から、と言う事で

ご存知、函館山からの1000万ドルの夜景 絶景でした。

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伊丹から離陸。伊丹ー函館は1時間半。関空ー新千歳の2時間と比べると30分の差を大きく感じます。飛行時間がとても短く感じられました。

富士山が見えました。

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函館空港。こちらよりも反対の壁面を撮った方がよかったかも。

北島三郎の写真がドーンとあったので。(撮り忘れた)

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最初に立ち寄った五稜郭タワーから見た景色

お土産に新選組の隊士の名前を背中に印刷したTシャツを買ってしまった。

「こんなん着るのヤクザだけやで」「いいえ、今は新選組萌えの若い女性って多いんです」「おまえ、若いんか?」「…」

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モダンな函館の消火栓

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二日目は一日自由行動なので、夫婦で鉄旅。私の趣味と夫の趣味の混合旅です。プチ鉄オタ亭主とマンホーラー女房の。

道南いさりび鉄道に乗車。いざ、出発!(木古内へ)

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釜谷駅。 こう言う駅舎を何とか言うんだけど(「鉄道発見伝」で言ってた)忘れた。。。

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木古内駅です。この駅は道南いさりび鉄道の終点(函館から)ですが、北海道新幹線の駅でもあるので大きいのです。

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一度函館に戻って(お昼を食べて)今度は函館本線はこだてライナー)に乗って新函館北斗駅へ。

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新函館北斗駅です。 

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三日目は、大沼公園トラピスチヌ修道院函館空港へ。

大沼公園から駒ヶ岳が見えました。

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トラピスチヌ修道院にて。

大天使ミカエルの像を見上げる乙女。。。(おいっ)

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ここからはグルメ紹介 

老舗レストランの「五島軒」で私が食べたロシア料理セット

一品ずつではなく一度に出されました。

ピロシキボルシチ、ロシア風サラダ、ビーフストロガノフ、この後コーヒーとケーキが出ました。

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夫が食べたのは明治洋食&カレーセット

このお店、上皇がカレーを召しあがったこともある函館の名店ですが、(詳細は書きませんが)さすがだなと大変感心した出来事がありました。函館山から降りてきて汗だく状態で入店してしまったんですが、今度はちゃんとした格好してもう一度入りたい店でした。

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函館と言えば、イカです。「いか太郎」と言う居酒屋で。

イカを名産地にしている土地って函館だけ?

イカって日本中で獲れるはずですが、なぜかイカを売りにしている土地って函館以外は浮かばない…

このイカ、まだ動いてました。。。

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この後いっぱい色んなものが出てきました。サラダ、ほっけ、鳥の唐揚げ、メインの鍋(エビやらホタレやら海産物がいっぱい)、最後にアイスクリーム

おなかいっぱいです。岩海苔の焼きおにぎりはラップにくるんで持って帰ってホテルで夜食に食べました。( ̄▽ ̄)

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 函館駅あじさいと言う店で食べた塩ラーメン 

スープが美味しくて飲み干しそうになりました。 麩が入ってます。

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今回の旅の目的はこれ。

比較的行きやすい場所で配布してるので、3枚ゲットできました。

左 道南いさりび鉄道北海道新幹線木古内駅のすぐそばにある道の駅みそぎの里 きこない観光案内所で貰った木古内町のマンホールカード

真ん中 函館の老舗レストラン、五島軒の向かいにある函館市地域交流センターで貰った函館市のマンホールカード

右 函館本線北海道新幹線新函館北斗駅構内にある北斗市観光交流センターで貰った北斗市のマンホールカード

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一日も早く誰もが何の不安もなく旅を楽しめる日が来ますように。

 

この歌、なんでこんなに陽気で勇ましいんだろ?

でも不思議な魅力がある歌だわ。


『函館の女』北島三郎  はるばる来たぜ函館・・・

 

 

 

 

 

暮れだ!ベートーベンだ!音楽だ!芸術だ!漫画だ!まあ何でもエエわ!

クラシックは苦手ですから話がそれて行きます。

そんな訳でベートーベンから

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短大時代に観た(リバイバルですよ)ディズニの「ファンタジア」のパンフレットより

交響曲第六番「田園」のワンシーン もちろんベートーベンの曲です。

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この「ファンタジア」のパンフレットの解説にこんなことが書いてありました。

「ファンタジア」は音楽家の解釈ではなく画家の解釈です。その方が却って誰にでも楽しんでもらえるーそれがウォルト・ディズニーの制作意図です。と。

今読むと何となく陳腐な解説だなと感じなくもないのですが、手塚治虫ムソルグスキーの「展覧会の絵」からインスピレーションを受けて制作されたアニメ「展覧会の絵」が手塚版「ファンタジア」になっていて、どこまでもディズニーの影響が続くんだなと思ったものでした。

そう言えば、手塚治虫の遺作(未完)になった「ルードゥィヒ・B」の主人公はベートーベンでした。

ベートーベンじゃなくベートーヴェンなのか。。。

 


ベートーヴェン - 交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68《田園》 カラヤン ベルリンフィル

 

 

 

 

 

JCOMの工事予定日の4日前に夫が叫んだ。「テレビ買うの忘れてた!」

昨日の出来事です。。。

 

詳細は後日。今、私は色んなことに孤軍奮闘しています!

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年末までに懸念材料がまだ二つ残っていますが、今はとりあえずテレビのために一人で戦争状態。どんなテレビが来るのか私は知らない。。。( ̄べ ̄)

私にお正月は来るのだろうか。。。?

 

 

 

 

 

報恩記…

懐かしのドラマ「記念樹」より

 

恩は誠意をもってお返し。

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私が中学生の頃の連続ドラマです。毎回泣きながら見てました。

戦災孤児だった子供たちが孤児院で育ち、大人になって巣立っていく、その一人一人のエピソードの話です。


記念樹

 

この主題歌、今でも覚えていますが、泣いてしまって最後まで歌えません。

 

 

 

 

 

「女囚701号さそり」 騙されるのが女の罪なんだ…

外連味とショッキングシーン満載のおもしろさ 

 

 うちは東映チャンネルは契約していないので普段は見られないのだけど、たまに無料放送があって、その時に面白い作品が見られるのです。

今回は「女囚701号さそり」 梶芽衣子出世作

原作は篠原とおるの劇画。昭和40年代のカオスにして猥雑な匂いの漂う娯楽映画の快作(怪作か)だ。

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ヒロイン、松島ナミ(梶芽衣子)は心底愛していた男に裏切られる。

男に頼まれて麻薬組織に潜入。バレて男たちにレイプされる。

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その裏切り男、夏八木勲 麻薬捜査の刑事。自分を愛する女をおとりにして手柄を立てるや、女を見捨てた非情な男

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この時からナミは男への復讐だけを誓う。ナイフで男を襲うも未遂に終わり逮捕され女子刑務所に送られる。

この刑務所がエグい。(「銀蝶渡り鳥」の刑務所とは大違い)

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とんでもない女がゴロゴロ… 右から国景子、横山リエ、三原葉子、根岸明美(後ろ姿)、三戸部スエ、の姐様方。

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こんなシーンがあるんだよね。ある意味、グロテスク。

オレンジの囚人服は女囚たちの見張り役でもある。

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ナミの唯一の味方。一緒に脱走して捕らえられて…薄幸の女囚…

渡辺やよい。蔵馬と結婚していたけど死別しました)

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脱獄に失敗したナミのおかげで女囚たちは延々と穴掘りをさせられる。

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刑務所内で晩飯を賭けた博打が始まる。
 三原葉子たちのイカサマを見破った細身だが凄みのある孤高の女囚、ナミの味方ではないが静かに見守っている。(演じているのは扇ひろ子。「新宿ブルース」のヒット曲のある歌手です)

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ナミに逆恨みして殺そうとするが逆襲されて、どえらい形相になった三原葉子様。。。(私、この女優さん好きなんだけどね)

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三原葉子は誤って刑務所長の目を…逆上した所長が三原葉子の首を…

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 所長たちはナミを殺そうとして横山リエを刺客に選ぶ。出所を餌に。

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女囚たちの不満が爆発して暴動が起こり、ナミを殺そうとした横山リエは扇動を見抜かれ、

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女囚たちに吊るされる横山リエを見てナミはつぶやく「騙されるのが女の罪なんだよ」と。

この映画でナミがつぶやく数少ないセリフのひとつ。

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扇ひろ子に促されて、女囚たちの反乱に乗じて脱獄したナミ。

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 自分をレイプした麻薬組織の男たちを次々に血祭りにあげ

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そして

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今はただ憎いだけの男にとどめを刺すナミ…

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再び刑務所に収監されるナミ かくして映画はシリーズ化してゆく…

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この映画、冒頭に日の丸が掲げられ「君が代」が流れる。刑務所長の表彰式のシーンから始まっているから。ラストでナミに刺された夏八木勲が絶命するシーンにも宙に飛んだナイフの先に日の丸が…

警察(権力)に抵抗するヒロインの姿勢の象徴か。

脱獄したナミがいつどこで服を着替えて、どうやって男たちの情報を集めたか等の説明は見事に省略、この、映画のご都合主義が潔い。トリュフォーの「黒衣の花嫁」を思い出す。私は切り返しの早いこんな娯楽映画が好きなんだと改めて思った次第。

 

実は30年ほど前に「さそり」シリーズ4本を地上波で観ているのです。前3本は伊藤俊也監督作品で、最終作は長谷部安春監督作品。

私は伊藤俊也作品のからくりのような作品の方が好きですが、主演の梶芽衣子自身は最終作が一番気に入っているようです。うーん。

 

タランティーノも好きな「怨み節」「さそり」の主題歌です。

イラストは上村一夫 (私、プロフィール画をこんな風に描いてみたかったけど、私の絵には怨が足りません)


怨み節|梶芽衣子

 

 ついでに扇ひろ子の「新宿ブルース」も。

よく見るとかなりの美人ですね。北川景子に似てる。。。


新宿ブルース 扇ひろ子

 

 

篠原とおるの 原作も(全てではないけれど)読んでいます。

篠原とおるの作品の主人公は女性が多いのです。「0課の女」「ワニ分署」「ゼブラ」等々。私が初めて読んだ篠原作品も「ズベ公探偵ラン」と言う漫画で、女性が主人公でした。(掲載誌だった「ボーイズライフ」は「ビッグコミック」の創刊と交代で廃刊された)

ランは陽気な少女でしたが、「さそり」等はクールになってます。そちらで有名になったので篠原作品はクールなイメージがあるのですが、ホットな漫画もあるのです。

↓ラストシーンが意外な温かさを持つ作品です。こう来るかって感じ。

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「COM」1968年2月号より(この頃、漢字にはすべてルビが振ってますね)

 

ヤフブ時代に書いた、この記事に関係無さそで有りそで、な記事です。興味ある方はどうぞ。。。↓

todorirannpu.hatenadiary.com



 

「銀蝶渡り鳥」 銀座ってどんな所なんだろう?

家族で観られるユルい(?)女侠アクション映画

 

銀蝶って「緋牡丹博徒」の緋牡丹のような通り名だと思ってたけど映画観てて気づいた。

銀座の蝶、つまり銀座のホステスの事なのね。

昭和40年代、ホステスって「夜の蝶」呼ばわりされてたなあ。(よう知らんけど)

そのホステスが店の乗っ取りを図る悪党相手に暴れる仁侠映画

面白いのはヒロインがビリヤードの名手でビリヤード対決したりするシーンがあること。いまひとつ盛り上がりに欠けるけどね。

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銀座でホステスのスカウトをしている男(渡瀬恒彦)と出会い一流クラブのブロンコと言う店で働くことになる刑務所帰りのヒロインのナミ(梶芽衣子)。渡瀬の隣の女はブロンコのホステス(石井富子 現、石井トミコ

この女優さんが銀座の一流クラブのホステスに見えるかどうかはさて置き、バクチ好きだけど気のいいホステスを演じてる。

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ブロンコのママ、小山明子 ナミの気風の良さが気に入る。

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石井富子に頼まれて客のツケの取り立てもやる。

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返さない客には少々荒っぽいこともやる。

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ついてきた渡瀬は、とばっちりを受けたりして。

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左はナミの出所を待っていた、親代わりの男でビリヤード店のオーナー。ナミにビリヤードを教えた人物。ベテラン俳優の清水元

国産テレビアニメ第一号「鉄腕アトム」でアトムの声を吹き替えてた清水マリさんのお父さんです。(最近知りました)

右は南原宏二、この映画の悪役。ブロンコの乗っ取りを企んでいる。

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ナミの財布を掏った女、園佳也子。実はナミの刑務所仲間だった。

大阪弁をまくしたてるけど邪気のない女。後でブロンコにナミのコンパクトを届けるが、その事でナミが刑務所帰りだとバレてしまう。

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南原宏二の愛人。店の乗っ取りの片棒を担いでいる。ナミの刑務所帰りを詰ってナミと喧嘩になる。

演じている円山理映子。聞いたことある名前だなと検索してみた。

美空ひばりの息子、加藤和也の実母です。ひばりの弟、加藤哲也と離婚後、ある男性と再婚しますが、その男性と言うのが地上げの帝王の異名を持ち、周辺に色んなスキャンダルのある人物でした。

後に円山理映子はこの男性とも離婚しています。

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ナミが匿名でお金を送り続けている相手、不良だったナミが抗争で殺してしまった男の妻。今は幼い息子とひっそりと暮らしている。

青柳美枝子、私ら世代には懐かしい女優さんの一人です。

私が子供の頃、「風雲黒潮丸」と言うドラマで小夜丸(実は姫)と言う役で出ていました。ファンでした。

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映画の冒頭、列車の中で追手に追われ咄嗟に乗客のナミを恋人に仕立ててその場を切り抜ける男、はい、梅宮辰夫。

お礼にナミにブロンコを紹介したのがこの男。ブロンコのママと夫婦になろうとしていて店の窮地を救うが、そのために敵の凶弾に倒れる。

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梅宮の弔い合戦とばかりに渡瀬と二人で適地に殴り込み、明け方、人通りのない銀座を歩くナミ。

うーん、銀座と言うより新宿って言う気がするなあ。歩いているのは確かに銀座なんだろうけど、映画の雰囲気は新宿。。。?

私、銀座って行ったことが無いのでよく分らないけど。日本一の繁華街で高級クラブや一流ブランドの店が並ぶ街、あこがれの銀座。。。

そのイメージは合ってるんだろうか?この映画から一流の街感は醸し出されているのかな?

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梶芽衣子の主演映画を二本観た。東映チャンネルの無料放送で観た「女囚701号さそり」と日本映画専門チャンネルの「四人の姐さん」企画の1本のこの作品。偶然だろうけどヒロインの名はどちらもナミである。

「さそり」のナミがただ憎い男への恨みを晴らすことだけを考えている寡黙な女なのに対して、銀蝶のナミは恩ある人や義理ある人のために戦う熱い女なのだ。

「さそり」の後に観たのは正解だったかもしれない。ホットひと息つけたから。

実に分かりやすい勧善懲悪の話である。俳優たちは観客のイメージ通りのキャラを演じでいて、誰が味方で誰が悪かすぐ分かる。

ただ、渡瀬が劇中で何度も「ザギン」やら「チーバク」やらの言葉を口にしてるが、それがダサく聞こえるのだ。今そんな言葉を口にする人いないでしょ。(知らんけど)

「銀蝶って銀座(の蝶)の事か、それじゃ銀座を見せてもらいましょ」と身を乗り出したのに、私のあこがれの銀座は出てこなかった。。。

監督のや山口和彦はドラマ「スクール☆ウォーズ」を撮った人。なるほど、適度に笑いあったり(取り立てのシーンとか。あまり面白くないけど)何だか2時間ドラマを見ているような安ど感である。

でも2時間ドラマならもっと洒落た銀座をアピールできるんじゃないかな。

梶芽衣子には「さそり」への布石になったんじゃないかと思われる作品。

 

 

それにしても梶芽衣子は歌が上手い。

女優で演歌(怨歌)歌わせたら、この人の右に出る人はいない。

主題歌は「銀蝶渡り鳥」 この「銀蝶ブルース」は挿入歌だけど、私はこちらの方が気に入っています。

 

 

 

 

リュウグウからのお土産

はやぶさ2のリュウグウからのお土産

~冬の元気なご挨拶~ ちょっと違うか。。。

 

だいたい小惑星って何?ですが、火星と木星の間くらいにあるのかな。

惑星って何?となると、ウキで検索してとしか言えない。

なんか定義があるみたいで。恒星(例えば太陽)の周りをまわっている天体の事だけど、動きが変わるんです。順行、逆行とか。それで人が惑うから、惑わす星と言う事で惑星と呼ぶらしい。

この辺りの事は国立天文台のサイトででも検索してみて下さい。私には上手く説明できません。

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では地球はこれからどうなるか。(コロナとか問題山積みだし…)

説明が面倒なのでこれでも見て下さい。この動画、分かりやすいですから。

私たちの銀河がやがてアンドロメダ銀河と衝突してミルコメダ銀河が誕生するそうです。まあその頃、私は生きてないでしょうけど。


宇宙のどこまで行けるのか?人類の限界と宇宙の構造【日本科学情報】【宇宙】

 

 

♪地球も小さな星だけど~、で、この歌を。


恋しているんだもん 島倉千代子

 

地球がどうなろうが知ったこっちゃない、って歌ですね。( ̄▽ ̄)

私、せいぜいあと10年位の命なので気楽に生きたいです。

地球の事は若い人に託すわ。みんな頑張ってね。