その③ 「クイズ・ミリオネア」はクイズ番組ではありません。あなたと司会者みのもんたの真剣勝負を見せるエンターテイメント番組です、と番組の担当者は言った。
②でも書きましたが私の面接は参加者の最後でした。何故最後になったかと言うと、帰宅手段の違いです。飛行機で帰る人が優先、新幹線、その他の交通手段…1分でも長く東京の空気を吸っていたい私は夜行バスで大阪へ帰るつもりでいました。まあお金の問題もありますが。それと帰宅時間。新幹線で帰ると何だか中途半端な時間だと感じていたので。それで最後を希望したのです。
独りずつ面接に呼ばれて面接の部屋へ入って行ってだんだん残っている人が少なくなってきます。若いADの男性が残っている私たちの話し相手になってくれました。このADさんのお顔は微かに覚えています。(黒髪のなかなかのイケメンだったので♬ 私感ですが袴田吉彦に似てました。このADさん、出世してるかな)
いよいよ呼ばれて、ADさんに励まされて面接室へ入りました。。。えっ…
会議室のような部屋に通されると思ったら、撮影機材がいっぱい揃ったスタジオのような部屋でした。
ここで担当の方が言ったのです。「クイズミリオネアは成績の合否で出場できる訳ではありません。皆さんのプロフィールは番組が終わるまで保管しています。そこから出てほしい人に順番に出て頂きます。ですからご自身を思いっきりアピールしてください。自分を番組に出したらこんなに面白い番組にして見せると」そしてまた「クイズミリオネアはクイズ番組ではありません。あなたとみのもんたさんの1対1の真剣勝負を見せるエンターテイメント番組です。ご自身を出し切ってテレビを面白いものにして下さい」と。私、そんなアピールできないわ。できなかったし。
最後に写真撮影です。カメラが私を捉えてる。私、タレントみたい… 「ご自分を魅力的に見せる笑顔で」と言われたけど、緊張してしまって「固い固い!もっと肩の力を抜いてリラックスして」とカメラマンに注意され、「なんで怒られなアカンねん」と余計に力んでしまったりして、それでもようやく撮影も終了。
はあ、しんど… 「やっと終わった、帰れるぞ」と思いきや隣の部屋に入れと言われて入ると、私の前に面接を受けた人たちが机に向かってる…
机の上には4択20問が載った問題用紙が… えええ!
先ほどの問題と大違いで、これが難問ぞろい! ちっとも分らない!
続く(早く帰りたい)
記事には関係ないです。
6年前、東京へ行った際に寄った上野の国立西洋美術館の庭にある有名なロダンの「考える人」