制作(つく)らなソンソン、な映画です。
私、今までテレビ内臓の録画作品をディスクにダビングする方法を知らなかったんです💦ッ(おいおいっ)
ようやく理解できて、それまでテレビにため込んでいた録画済み映画を一挙にダビングしたら、あっという間にディスクが50枚を超えてしまい、置き場所も無くなってきたので、どうでも良い映画は削除して他の映画を上書きすることにしました。
「ドクトル・ジバゴ」や「道」などの名作は永久保存ですが。
その削除第一号が「プテラノドン」と言うこの映画。さっさと消したい映画です。ともかくアホな映画で、脚本家がアホなのか監督がアホなのか翻訳者がアホなのか、おかげで登場人物が全員アホにしか見えないのです。(コメディではないのですよ。怪獣パニック映画です)主人公は大学教授で、これはちょっとマシ(でもないか)。他の連中は知性のかけらもないアホな学生や兵隊ばかりで。見てる私もアホだから、ちょうど良いかも知れないけど。(こういう映画をとりあえず観てしまうくらいだもの)
舞台はアメリカではないです。ヨーロッパの森。古生物の研究に来た大学教授と学生の一行、テロリストと軍隊の小隊の兵士たち。彼らがなぜか生息していたプテラノドンと遭遇して逃げ惑うパニック映画です。
大きな飛行物体を見たと騒ぐ女子大生に男子学生は↓
こんなセリフしか吐けんのか。。。
プテラノドンの行動範囲は狭いのです。森の中だけ。それでも何匹かいるのに、この森を出ていこうと言う気は無いのか臆病なのか(鳥の気持ちは分かりません)
なんじゃかんじゃあって(おいっ、レビューの手を抜くな!)
最後は大学教授と助手の女のキスシーン。おまえら、神経通ってるのか。あんなに犠牲者が出たのに!
この二人、始終いちゃいちゃアイコンタクト。気持ち悪いったらありゃしない。(大学教授と助手の女)
こんな映画を観てイライラするよりも制作する側に回った方が絶対楽しいだろうなあ。みんなでワイワイガヤガヤと好き勝手に映画を作って…
って、素人が作ったのかと思いきや監督は、マーク・レスター(あの「小さな恋のメロディ」の美少年子役と同姓同名の別人です)
この監督、シュワちゃん主演の「コマンドー」と言うヒット作も撮ってる監督なんですが…
この監督の作品を昔、一本だけ観ています。「ローラー・ブギ」
「エクソシスト」から数年後の成長したリンダ・ブレアがキュートな映画でした。こんな映画ならまだ許せるんだけどね。