ただそれだけの映画です。
日本映画専門チャンネルでこんな映画の紹介をやってて、なんか平成の初め頃にそんな映画があったな、玉置浩二が主役で…と思ったら、主役は石田純一だった。玉置浩二は「右曲がりのダンディー」か…
で、主役はこの男↓ 時は平成、バブル真っ最中。その申し子みたいな人と言うイメージしかない。興味ないし。
この人、長い間、大阪の朝日放送の朝のワイドショーの週一のレギュラーやってたのが不思議だった。
この男、昼は歯医者で、夜はサックス奏者。 ともかくモテる。
付き合ってる女から「結婚してくれ」と言われると、冷めてしまう根っからの浮気者。この女性(久保京子)、左ハンドルでカー電話で話中。こんなのがカッコよく写ってたんだろうなあ、あの頃は。今から見れば当然NGだし、それを気取ってる姿がダサダサ
この女と切れるために、自分の歯科医院のナースでもある妹(鈴木保奈美)を使って一芝居。
画廊で勤務(夜はクラブホステス)の財前直見と親しくなり
まあお洒落を演出できる場所ではある。。。
婦人警官の武田久美子とも知り合い…
武田久美子、この後、貝殻ビキニで話題になりました。
岩手県一関市にあるジャズ喫茶「ベイシー」ここでサックスを吹いて
評判となり…
そこで出会った女子大生(鈴木京香)
彼女に夫婦と言う設定で芝居をしてもらって武田久美子と財前直見をあきらめさせる。。。
そしたら今度は鈴木京香に結婚してと、せがまれて、とうとう妹を連れて日本脱出。。。
あとに残された女たち。後ろの男は桂三木助(何の役だったか忘れた)
とまあ、こんなストーリー。バブルの頃は良かったなあと思い出にふけるには持って来いの映画です。そして女性のファッション。肩パッドの入ったスーツやワンピース、ワンレン、ボディコン…(実は、またどれか絵を描いてみようと思ってこの映画を選んだんだけど、気に入った服がなかった)
私、当時は子育て真っ最中だったのでバブルの恩恵を受けた思い出ゼロ。あの頃20代だった人が羨ましい。
文字通り「愛と平成の色男」の石田純一は令和を生き抜けられるんだろうか、と気がかり風なことを書いておこう。本当はどうでも良いんだけど。
森田芳光、なんか色んな映画を撮ってますね。職人監督だったのね。合掌…