らんぷの仕業

s’il vous plait  よろしくお願いします。

シルバニアファミリー列車💛

泉北高速鉄道のラッピング車

昨日、帰宅した夫が「なんか女の子の好きそうなラッピング車に乗って帰ってきた」と言うので「なんじゃそりゃ?」と検索してみた。

すると泉北高速に3月15日から新しいラッピング車が走ると出ていた。シルバニアファミリー…なんでシルバニア

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運転席の隣に可愛い子がいるやん♬ 助手?

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泉北高速鉄道開通50周年を記念し、

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泉ヶ丘駅が最寄り駅になる「ハーベストの丘」の中にある「シルバニアパーク」の1周年を祝してコラボです。

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出発進行!

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泉北高速鉄道の始発・終着駅の和泉中央駅で難波から入線してきた列車を撮ったので、最後の写真は実は電車の最後尾です。折り返し運転で)

 

 

琵琶湖大津プリンスホテルから琵琶湖を眺めながらサンドイッチを食べてしまった…

予定外でした。。。

3月12日の金曜日。またも遠出しました。京都の蹴上から琵琶湖まで。(詳細は後日)

あと1回遠出する予定です。詳細は後日。

そんな訳でタイトル通りの食事をしました。。。( ̄🥪 ̄)

髪の毛バサバサ汗だくだくでリュック背負ったオバハンが突如、ホテルのそれも一流の琵琶湖大津プリンスホテルのフロントにやってきて「食事できる場所は無いですか?」と聞けば係の人もギョッとするわな。それでも親切にロビーの喫茶室に案内してくれて、嬉しいことに湖の見える窓際のテーブル席へ案内してくれました。

メニューを見るとケーキセットか、せいぜいサンドイッチ。朝トーストを食べて家を出てきた私はサンドイッチなんか食べたくなかったんだけど仕方がない。もうくたくたで歩けないしお腹もすいている。

京阪京津線の錦と言う駅から道に迷いながら小雨に濡れながら、しかも京都の蹴上でも歩き詰めだったし、で、ともかくどこかで休みたい、そればかり考えながら30分ほど歩いてきたので深々としたソファのような椅子に体を預けてやっと人心地着いたのでした。

 

プールの後方に琵琶湖の湖面が見えています。

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普通に美味しいサンドイッチです。

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普通に美味しいコーヒーでした。

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目指す場所が分からず、気が付いたらプリンスホテルにたどり着いていたのです。

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見上げる高さ…

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ウェルカム・ツリー

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目指す場所はホテルの(ある意味)隣なんですが、誰もご存じなかったのです。

スマホで場所を検索して住所を入力し、グーグルマップで場所を示してホテルの人に見せたら、「そこなら…」と親切に行き方を教えてくれました。

何人かの人に道を聞いてきたんですが、皆さん、場所は分からないと仰りながらとても親切でした。滋賀県の人はいけずな京都人と違い、親切な県民だと言う印象を持ちました。(京都の人、ごめんね)

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錦駅から遠くにこの高層の建物が見えた時、ひょっとしてあそこまで行くのかな、と不安がよぎったのですが、的中してしまった…

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しかし、サンドイッチとコーヒーで2237円… 高っ…

たいていの客はカードか何かで支払うんだろうけど、私、小銭までキッチリ出して現金払い。。。

帰宅後、夫に「800円もするコーヒー飲んだわ!」とぼやいたら「そんな事でブーブー言う奴はそんなとこでコーヒー飲まんで」と呆れ顔。

それでも雰囲気も良かったし従業員の人たちも親切だし琵琶湖は一望できるし、今度はちゃんとした格好で宿泊客として訪れたいホテルでした。(どの部屋からも琵琶湖が見えるらしい)

 

「鳰の湖」(におのうみ)

「にお」とはカイツブリ(水鳥の一種)の事。「におのうみ」とは琵琶湖の事なのです。


鳰の湖  丘みどり (プロモーションビデオ版)

 

 

 

 

 

分かってます。。。( ̄へ ̄)

今流行の「うっせえわ」と返したい…

こんなの出た。一番言われたくない事…

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変えなきゃいかんのは百も承知です。

 

昔からの友人が自分のブログで紹介してた、今流行ってるらしいこの歌を。(ひょっしたらyoutubeからしか聴けないかも知れませんが)


【ニコカラ】うっせぇわ【on vocal】

 

 

 

 

ガンダム・カフェ(エキスポシティ)

こちらエキスポシティです。

 

大阪モノレールに乗って万博記念公園駅で降りました。(詳細は後日)

エキスポシティの入り口に巨大ガンダムシャアザクが!

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 そして側にガンダムカフェがあるのです。

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おなかが空いていたので、何か食べようとエキスポシティをウロウロしたんですが、人が多くて(久しぶりの人混みの中で人に酔いそうで外へ出てしまいました)そこでガンダムカフェが目に入って…

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ガンダムは一般的な知識しかありませんが、話のタネに。

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店内(カウンター席から見えます) 右の白い建物はニフレル。水族館です。

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シャアザク・ライスを注文しました。オムライスです。

シャアザクとは分かりやすく言えば、敵方の「赤い彗星」ことシャアが乗り込んでいる乗り物です。(有人型ロボット兵器)

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オムライスって基本ハズレのない食べ物ですね。

(ハズレだなと思ったのは、10年ほど前に東大阪にある府立図書館の食堂で食べたオムライス(m(__)m)と、私の作るオムライスだけ。両方とも卵を焼き過ぎでトロトロ感がない)

ここのオムライスはトロトロ感たっぷり。

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 お店のお姉さん。誰かな。制服の色はマチルダさんかな。

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 アムロ行きまーす! お店のお兄さん。

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奥はガンダムセレクトショップ 立ち寄れば良かった。。。

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大阪モノレールに乗ったのは初めてでした。太陽の塔を見たのは40年ぶりかな。

ここで50年前に大阪万博が開催されたのよ。( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

確認しましょう。

火事の多い季節です。

足利市の山火事はどうやら鎮圧したようですね。

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消火栓は地上式と地下式があります。一般には地下式(マンホール)が多いそうです。

 

神戸市

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同じく神戸市

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尼崎市

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静岡市

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守口市

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名古屋市

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和泉市

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東大阪市

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函館市(地上式)

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一番よく見かける図柄

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佐々木蔵之介(後ろ向きの人物)の足元のマンホールも上の図柄の消火栓だと思います。(映画「アフタースクール」より)

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火の用心です。

 

 

一番の歌詞に出てくる「スリバン」とは、火事の火元を知らせる半鐘を乱打し続けることを擦半鐘、略して「スリバン」と言うのだそうです。


美空ひばり  ♪ お祭りマンボ

 

 

 

 

 

三人の金田一 その①池部良「吸血蛾」

 美男美女クイズの解答編を兼ねて映画紹介を。クイズに登場した美男美女は皆、「金田一耕助」映画に出演していました。

 

todorirannpu.hatenablog.com

 

古い作品です。この俳優をご存知の方はそれなりに古い。

はい、昭和残侠伝シリーズで殴り込みをかけに行く健さんに「お供させていただきます」と言って静かに同行する男、池部良です。

映画「吸血蛾」で金田一を演じました。普通にイメージする金田一とは雰囲気が違いますが、他の二人の金田一も同様です。

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久慈あさみ

戦後何年間はヒロインを演じる女優でした。私が一番印象深いのはやはり社長シリーズの森繁社長の奥方。恐妻だけど、なかなかの良妻賢母です。

「吸血蛾」では人気デザイナー役です。

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黒澤明の「素晴らしき日曜日」でヒロインを演じた中北千枝子です。

♪ニッセイのおばちゃん今日もまた~の生保のCMに出演していたので庶民派のイメージがありますが、実は東宝のプロデューサーで社長でもあった田中友幸の夫人。セレブなマダムです。

私、このフォックスメガネ(通称ざーますメガネ)の似合う女性に憧れています。久慈あさみのライバルのデザイナー役です。

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若い頃を知らないんですが、年齢を重ねてからバラエティ番組で突如人気者になった塩沢とき(旧芸名は塩沢登代路)

昔は美人だった! モデル役です。殺されて全裸死体になります。

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三橋達也夫人の安西郷子 モデル役です。清純派ヒロインの系統かな、ちょっと違う気もするけど、この映画ではそんな立ち位置です。

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この映画の冒頭に登場したのが、ミスユニバース世界大会で3位に入った伊藤絹子 当然ですがモデル役。映画の冒頭のファッションショーのシーンにだけ出演しています。

当時、この人の登場で八頭身と言う言葉が流行りました。美人の条件ね。

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ちなみに私はご覧の通りサザエさんと同じ4頭身半。。。

福井県立美術館 「エイケン制作アニメーションの世界展」の撮影ポイントで)

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え、しょうもない画像を載せないでサッサと前へ進め?

はい、すみません。


ストーリーは分かるようで分かりにくい。ツッコミどころ満載。

ファッション・コンクールで優勝した人気デザイナーのところに不気味な噛み跡のある林檎が送られてくる。その後に続く連続殺人…手始めに、呼び出されたデザイナーの代わりに出向いたモデルが殺され、その全裸死体がデザイナーの元に送り届けられる。モデルの乳房には一匹の蛾が…(殺されるモデルの塩沢とき、頑張ってます)

その後も二人のモデルが殺され、警察は不気味な昆虫博士(東野英二郎)を犯人と疑って捜査するが、連続殺人の犠牲者は増える一方。

上映時間は90分ほど。で、主人公、名探偵金田一耕助が登場するのが映画が半分終わったあたりの45分頃、「犬神家」や「手毬唄」みたいに有名なのは分かるが、「吸血蛾」って他の映像作品を知らないから、ここまで観ててもこれが金田一物だとは誰も思わない。このまま話が流れていくのかと思っているところに突如名探偵登場でびっくり。この金田一、あまり活躍しない。えっと言うような場面に表れては講釈を垂れるだけである。

吸血蛾と言うタイトルだが蛾は何もしない。血を吸ったりなんかしていない。吸血なんて濡れ衣である。濡れ衣を着せられて怒った蛾が大軍をなして真犯人を襲う、と言うのならまだ映画的見どころもあるのだが、当時そんな特撮は無理だろう。モスラもまだ誕生していないし。

蛾の代りに狼男がデザイナーの打ち明け話に登場しますが、話がややこしいので以下割愛。(’ツッコミどころ満載だし)なぜか登場人物が次々に死にます。猟奇連続殺人の犠牲になってゆくのです。

死ななかったのは金田一と、(ある意味探偵役の)千秋実と安西郷子のコンビと、久慈あさみのマネージャー役の有島一郎だけ。こんな書き方すれば真犯人もおのずと推理できますが。

 

以下、写真を。

新聞記者とモデルですが、この二人、恋人同士と言う設定らしい。嘘やろ!見えんわ!

池部良の出番が少なすぎるので、金田一登場までの探偵役としてこの二人を、池部良のカッコよさを引き立たせるために千秋実を配したのではないかと勝手に想像しました。

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面識のない人物から呼び出しが。久慈あさみの代りに出向く事にした塩沢とき久慈あさみのマネージャーの有島一郎 

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その後にデザイナーの元に送り届けられた塩沢ときの…

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真犯人からの犯行予告(?)を受けて某劇場へ出向く二人。

安西郷子「本当に何か起こるのかしら?」と訝ってるシーンですが、私には「何でこんなところに私を連れてくるのよ!」と憤慨してるようにしか見えません。

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だって、周りを観ても観客は野郎ばかり。ステージでもセミヌードのダンサーの踊りやら↓のようなダンス。。。女性客が入るような劇場じゃない。(このダンスはおもしろいけどね。しかもこの中の一人の脚が…)

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これはファッションショーを見ている初代黄門様、じゃなく東野英治郎久慈あさみのヨーロッパ留学時代の同棲相手と昆虫学者の二役です(実は双子)

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金田一の盟友、等々力刑事。

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私がジャカスカ写真を撮ったのは、登場する女性のファッションが華やかだったから。

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カラーで見たかった。

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このコートも可愛い。何色なんだろ。(ますます千秋実が彼氏には見えん)

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はいっ、狼男登場。この映画、日本初の吸血鬼映画なんだとか。(本物の吸血鬼じゃないんだけど…)

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そうです、この映画の監督は日本の怪談映画の巨匠、中川信夫なのです。

このタイトルシーンに当時の日本の文化が隠し持つ淫靡さや妖しさが漂っている気がします。(監督の傑作「地獄」のタイトルシーンはこの妖しさを極めた超傑作です。淫靡なムードが半端ない)

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とりとめのない記事になってしまいましたが、

金田一耕助なんか出てた? 

これがこの映画の感想です。







 

 

 

 

バカ夫婦が映画タイトルの難読漢字に撃沈した話

今週のお題 告白します。

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30数年前の話である。S市のニュータウンの一角にある団地に一組の新婚の夫婦が住んでいた。

夫婦は夜、食後にテレビを見るのが楽しみであった。しかし、この夫婦のテレビ番組の嗜好は少しばかり変わっていた。

ドラマやバラエティ番組はまず観ない。二人とも、特に夫の方はその傾向が強く「どこが面白いのか分からない」と見向きもしなかった。妻もしかり。二人が見るのはニュース、旅番組、ドキュメンタリーなどであった。これはさほど珍しい事ではないかも知れない。だが、ここでやや珍しい類の番組が二人の嗜好に入っていた。

 

「血を吸うカメラ」 本文とは関係ありません。

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「赤い靴」の名匠、マイケル・パウエルが名声を失うきっかけになったサイコスリラー。このすぐ後に公開されたヒッチコックの「サイコ」が絶賛されたのとは対照的な結果になりました。

 

当時はまだパソコンなど普及しておらず、当然スマホもない時代。ネットはもちろんウェブなど誰も知らない時代で、つまり人々への情報伝達はテレビが担っていた。そんなテレビ番組の中に映画の情報を伝える番組が何本か存在していたのだ。

番組名はほとんど覚えていないが、「SYスクリーンアワー」などと言う番組があったのはうつろに覚えている。他の番組名はきっと「シネマガイド」とかの類であったろう。(SYとは松竹洋画チェーンの事だったと思う)

夫婦はこの手の番組が好きであった。放送時間は15分ほどで終わるのだが、酒を飲みながらボケーっと見ていられるのが良い。

 

「ブレード/刀」 本文とは関係ありません。

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中国は人口14億。日本の約10倍。映画の数も俳優の数も日本とは比較にならないみたい。趙文卓(チウ・マンチェク)、同姓同名の俳優が他にいるようだけど、私のお気に入りはこの趙文卓♪

さて、この類の番組進行はどの番組も似ていた。まず、話題の新作、大作の予告編が写され、試写会の様子や出演者の撮影時のエピソードの話なども入って、大々的に宣伝される。次に登場するのは普通に新作の類。それでも出演者へのインタビューもあったりはする。その次が2番館3番館、いわゆる名画座に架かる旧作などである。一応タイトルはナレーションで紹介される。そして、最後に紹介されるのが、これがもうタイトルなど音声では紹介されない。

映画のタイトルがテレビ画面に表示され、ご覧の作品は以上の劇場で公開中、などとテロップが流れるのみである。

そして、その映画と言うのが、聞いたこともないような、つまり18禁のポルノ映画のオンパレードなのだ。しかもこの類の映画の作品名は、難解極まりない物が実に多い。いや、素晴しいと言うべきか。

今では分別あるシニア世代の夫婦だが、若気の至りか酒の過ちか、アホな夫婦の、とりわけアホの度合いの強い夫はそのタイトルを声を上げて読むのである。妻は酔っぱらって合の手を入れる。思い出すのもおぞましい光景である。

 

「木と市長と文化会館」 本文とは関係ありません。

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フランスの田舎は気持ちよさそうだし若い女性はスタイリッシュ…良いなあ。。。(私もたまにはこんな映画も観ます)

 

それがある時、「なにこれ?なんて読むの?」夫婦で頭をひねった言葉がある。それが、巨乳。

この夫婦、真正のアホである。夫の出した答えが「きょちち」

「きょちち?」妻はちょっと首をひねったが、深く考えるのが面倒くさいので一応納得した。しばらくはこれで通った。この手の番組にこの「巨乳」が何度か登場し、その度に「また、きょちちが出た」と夫婦で笑っていたのである。つくづくアホな夫婦である。

さて、しばらくすると今度は別の新しい言葉が登場した。

超弩乳。「わあっ、これ、なんて読むの!?」妻が素っ頓狂な声で夫に訊く。夫は答えた。「ちょうどちち」

「ちょうどちち。。。?」さすがに変だ、と夫婦は思った。「この話、人にしゃべるなよ」と夫が妻に耳打ちした。「うん」妻は素直に頷いた。(しゃべる訳ないやろ)

しかし程なくして二人がこの読み方を知る機会がやってきた。某女性タレントが「巨乳」を売りにして人気を博したのだ。「きょにゅう」それが巨乳の正しい読み方だった。「ああ誰にもしゃべらなくて良かった」夫婦は安堵した。

さて、この馬鹿話にはちょいと高尚な(はあ?)続きがある。

じゃあ「超弩乳」は実は何と読む? はい「ちょうドにゅう」が正解。

アホな夫婦は超弩級の乳だと了解した。ついでに超弩級も映画会社の宣伝マンが考え出した言葉だと思い込んだ。「ええセンスしてるやん」

しかし後に夫婦はこの超弩級の語源を知ることになる。テレビの「トリビアの泉」を妻がたまたま見た時である。超弩級とはなんと戦艦からできた言葉だった。

 

「恐怖人形」 本文とは関係ありません。

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何でホラーって「なんじゃこりゃ」な作品が多いんだろ?こうなると笑うしかない。。。

 

弩級の「弩」とはイギリスの戦艦、ドレッドノートの事で日本側が「弩」の当て字をはめたのだそうだ。

ドレッドノートとは“Dreadnought”(英語)は『Dread:恐怖、不安』『Nought:ゼロ』の合成語であり、「勇敢な」「恐れを知らない」「恐怖心が無い」を意味するが、本艦がそれまでの戦艦に比べてはるかに大きかったので「(それまでに比べて)格段に大きい」「(非常に)大型である」を意味するようにもなる。ドレッドノート戦艦」⇒「ド級艦(弩級艦)」⇒「超ド級艦」⇒「超ド級(超弩級)」のように言葉が変化したと考えられている。(以上ウキペディアより)

へえ、と妻は「トリビア」を見て頷いた。てっきり映画会社の宣伝マンが知恵を絞って考えた言葉だと思い込んでいたので。いや、この言葉を持ってくるなんて、やはりセンスがあるのでは(どんなセンスだ)自分もタイトルを考えてみたいなあ等と、一時的に妄想を楽しんでいたのである。

 

以下、愚門愚答

妻「ドレットノート戦艦って知ってた?」

夫「戦艦に興味はない」

妻「超弩乳は?」

夫「好き」

妻「あほっ」

 

 


ダスティン・ホフマンになれなかったよ